投資しないことのリスクを誰も教えてくれなかった【貯金だけで大丈夫?】

投資
  • 「投資しないこと」自体がリスクになる理由がわかる
  • インフレで貯金の価値がどれだけ目減りするかイメージできる
  • 「何もしなかった期間」を取り戻すために僕がやったことがわかる

実は僕、20代のころ「投資は怖いもの。貯金が一番安全でしょ」って本気で思ってました。

毎月コツコツ貯金して、銀行口座の残高が増えていくのを見るのがちょっとした楽しみだったし、「投資で損した」みたいなニュースを見るたびに「やっぱ貯金最強じゃん」って思ってました。

でもある日、ふと気づいたんです。スーパーで買う食パンの値段、いつの間にかめっちゃ上がってると

そこから「インフレ」という言葉の本当の意味を知ったとき、正直ゾッとしました。貯金してるだけで安全だと思ってたのに、実は何もしないこと自体がリスクだったんですよね。

この記事はその体験を通して、過去の僕みたいに「投資=怖い」で止まっている人に、ぜひ知ってほしい話を書きます。

「貯金してれば安心」は本当だったのか?

僕がずっと信じてた「貯金=安全」という常識。これ、半分は正しくて、半分は間違ってました。

確かに、銀行に預けたお金は元本が減ることはありません。数字の上では100万円は100万円のまま。

でも、お金の「価値」は変わるんです。

たとえば、2020年に100円で買えたものが、2026年には110円出さないと買えない。これがインフレです。お金の額面は同じでも、買えるものが減っている=実質的にお金の価値が下がっているということ。

総務省の消費者物価指数(CPI)を見ると、2020年から2024年にかけて、生鮮食品を除く総合指数は約8%上昇しています。

つまり、銀行に預けっぱなしの100万円は、4年間で実質約92万円分の価値しかなくなっている計算なんですよね。

注意

銀行の普通預金金利は2024年時点で年0.001〜0.1%程度(※出典:日本銀行「預金種類別店頭表示金利の平均年利率」)。インフレ率が年2%を超えている状況では、貯金だけでは実質的にお金が目減りしていきます。

これを知ったとき、僕がせっせと貯金していた間、お金の価値はじわじわ溶けてたんです。誰も教えてくれなかったですよ、こんな大事なこと。

インフレという「見えない税金」の破壊力


インフレのことを「見えない税金」と呼ぶ人がいますが、本当にその通りだと思います。

税金なら「今月いくら引かれた」って明細ですぐ分かりますが、でもインフレは違う。口座の数字は減らないから、損してることに気づけない。これがめちゃくちゃ怖いところです。

具体的に見てみましょう。総務省の消費者物価指数によると、主要な生活品目の価格はここ数年で大きく変わっています。

  • 食料品全体:2020年比で約+12%
  • 電気代:2020年比で約+25%
  • ガソリン:2020年比で一時+30%超

仮に貯金100万円を5年間、金利ほぼゼロの口座に置いたままで、年2%のインフレが続いた場合、実質的な購買力は約90万円まで下がります。

10年なら約82万円。20年なら約67万円。何もしていないのに、100万円が67万円の価値になる。

重要

インフレは「お金を持っているだけの人」からこっそり富を奪います。投資の損失はニュースになるけど、インフレによる目減りは誰も騒がない。だからこそ自分で気づくしかないんです。

僕が「投資しないリスク」に気づいた決定的な出来事

比較項目 貯金だけ(金利0.1%) 積立投資(年利5%想定)
月3万円 × 20年の元本 720万円 720万円
20年後の金額 約727万円 約1,233万円
インフレ年2%考慮後の実質価値 約486万円 約824万円
機会損失(投資との差額) 約338万円の差
リスク インフレによる購買力低下 短期的な元本割れの可能性

正直、インフレの数字を見ただけでは、まだどこか他人事だったんですよね。「まあ、数パーセントでしょ?」くらいの感覚で。

でも、決定的だったのは金融庁のレポートを読んだときです。

金融庁の「つみたてシュミレーター」で試算してみたんですよ。仮に月3万円を年利5%で20年間積み立てた場合、元本720万円に対して、運用結果は約1,233万円になる。差額の約513万円が運用益です。

※あくまでシミュレーションであり将来を保証するものではありません

一方、同じ月3万円を20年間タンス預金した場合は、当然720万円のまま。しかもインフレで実質価値は目減りしている。

この差を見たとき、「投資しないこと」のコストがいかに大きいか、やっと腹落ちしました。

もっと早く始めていれば…って何度も思いました。時間を味方につける「複利の力」は、早く始めた人ほど恩恵が大きい。これ、頭ではわかってたけど、数字で見ると後悔の重みが全然違いました。

ポイント
  • 投資のリスクは「損するかもしれないこと」だけじゃない
  • 「投資しないリスク」=インフレによる購買力の低下+複利を活かせない機会損失
  • 時間が最大の武器。1年でも早く始めることに意味がある

「投資は怖い」に対する僕なりの答え

ここまで読んで、「いや、それでも投資って怖い…」って思った人、いますよね。めちゃくちゃわかります。僕もそうでしたから。

でも、ちょっと考えてみてほしいんです。

投資のリスクは「コントロールできるリスク」なんですよ。

たとえば、いきなり個別株に全額突っ込むのはギャンブルに近い。でも、つみたてNISAで毎月少額をインデックスファンドに積み立てるなら、リスクはかなり分散されます。

金融庁のデータによると、国内外の株式・債券に分散投資して20年間保有した場合、過去の実績では年平均リターンが2〜8%の範囲に収まっており、元本割れのケースはほぼなかったとされています(※出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」)。

注意

もちろん、過去の実績が将来を保証するわけではありません。短期的には元本割れするリスクは常にあります。大事なのは「長期・積立・分散」の3原則を守ること。一括投資やレバレッジ商品に手を出すのとはまったく別の話です。

僕が思うに、本当に怖いのは「投資で一時的に損すること」じゃなくて、「何もしないまま20年経って、気づいたらお金の価値が激減していること」なんですよね。

一時的な含み損は、時間が解決してくれる可能性が高い。でもインフレで失った購買力は、誰も補填してくれません。

「何もしなかった期間」を取り戻すために僕がやったこと

気づいてからの僕は、とにかく行動しました。とはいえ、いきなり大きなことをしたわけじゃないです。

最初にやったのは、つみたてNISAの口座開設。それだけです。

で、全世界株式や米国株式のインデックスファンドを選んで、毎月コツコツ積み立てを始めました。最初は少額からのスタート。正直、「これだけで意味あるの?」って思ってました。

でも、続けていくうちに気づいたんです。投資を始めたことで、お金に対する意識そのものが変わったってこと。

  • ニュースの経済面を読むようになった
  • 無駄な支出を見直すようになった
  • 「お金に働いてもらう」という感覚がわかるようになった
  • 将来への漠然とした不安が、少しずつ減っていった

投資そのものの利益ももちろん大事ですが、「お金の知識が増える」という副産物がデカかったです。これは貯金だけしていた時代には絶対に得られなかったものだと思います。

ポイント

投資を始めるハードルは思ったより低い。
① ネット証券で口座開設(無料・最短数日)
② 新NISAで優良かつ低コストのインデックスファンドを選ぶ
③ 毎月の積立金額を設定する(少額でOK)
あとはほぼ「ほったらかし」でいい。これなら忙しい会社員でもできます。

まとめ

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

最後に、過去の僕に言ってやりたいことを、そのままこの記事のまとめにします。

この記事のまとめ
  • 「投資しない=安全」ではない。インフレによって貯金の実質価値は年々目減りする
  • 投資のリスクはコントロールできる。長期・積立・分散を守れば、過度に恐れる必要はない
  • 一番もったいないのは「何もしない時間」。完璧を目指すより、少額でもいいから今日始めることが大事

僕は「投資は怖い」という思い込みで、何年も機会損失をしてしまいました。同じ後悔をしてほしくないから、この記事を書いています。

もちろん、投資にはリスクがあります。でも、「何もしないリスク」もある。両方のリスクを知った上で、自分で選ぶこと。それが本当の意味での「お金の安全」だと、今は思っています。

まずは小さな一歩から。一緒にがんばりましょう!

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