株価暴落が来たときに僕がやること・やらないこと【体験談】

投資
  • 暴落時にやってはいけない3つの行動(実体験あり)
  • 暴落が来たときに冷静でいるための「やることリスト」
  • 過去の暴落データから見る「待てた人」と「売った人」の差

「うわ、また暴落してる……どうしよう、売ったほうがいいのかな」

投資をやっていると、誰もが一度はこの恐怖を味わうと思います。ニュースは不安を煽るし、SNSは阿鼻叫喚だし、自分の含み益がどんどん溶けていくのをただ見ていることしかできない。

実は僕、過去の暴落でパニック売りして、めちゃくちゃ後悔した経験があるんですよね。

「あのとき売らなければ……」って、何度頭の中でリプレイしたことか分かりません。

でも、その失敗があったからこそ、今は暴落が来ても「やること」と「やらないこと」が明確に決まっています。同じような不安を抱えている方に、僕の失敗と学びをシェアさせてください。

暴落って、どのくらいの下落のことを言うの?

まず最初に、「暴落」の定義をざっくり共有しておきます。

一般的に、株価指数が高値から20%以上下落すると「弱気相場(ベアマーケット)」と呼ばれます。10%前後の下落は「調整局面」と呼ばれることが多いですね。

ここ数十年で起きた主な暴落を振り返ると、こんな感じです。

  • 2008年 リーマンショック:日経平均は約61%下落(2007年高値→2008年安値)
  • 2020年 コロナショック:日経平均は約31%下落(約1ヶ月間)
  • 2022年 米国利上げ局面:S&P500が高値から約25%下落

こうやって数字だけ見ると「ふーん」って感じかもしれません。でも、リアルタイムで自分のお金が溶けていく恐怖は、数字の何倍もキツいです。

重要

暴落は「いつか必ず来るもの」です。問題は「来るかどうか」ではなく、「来たときにどう動くか」。これを事前に決めておけるかが、投資の成否を分けます。

僕が暴落でやらかした失敗談

ここからは正直に、僕の黒歴史を書きます。

あれはコロナショックのとき。2020年2月後半から3月にかけて、株式市場が凄まじいスピードで下がっていきました。

連日のように「サーキットブレーカー発動」「過去最大の下げ幅」みたいなニュースが流れてきて、Twitterを開けば「もう終わりだ」「リーマン超える」みたいな投稿で溢れ返っていました。

僕は当時、インデックスファンドを中心に積み立てていたんですが、含み益がみるみるうちに含み損に変わっていくのを見て、冷静でいられなくなりました。

「これ以上損したくない」「もっと下がるかもしれない」

そう思って、底値付近で売ってしまったんです。

で、その後どうなったか。

ご存知の通り、市場は2020年後半から急回復。僕が売った価格よりはるかに上の水準まであっという間に戻っていきました。

仮に100万円を投資していたとして、暴落で30%下がって70万円になり、パニック売り。その後半年で元の水準に戻り、さらに1年後には120万円相当に。売らずに持っていれば+20万円だったのに、売ったことで-30万円で確定。差額は50万円です。

これ、一般的な例ですけど、僕もまさにこういう構図にハマりました。

注意

暴落時のパニック売りは「安く売って、高く買い戻す」という最悪のパターンになりがちです。感情で動くと、ほぼ確実に損します。

暴落時に「やらないこと」3選

あの失敗以降、僕が暴落時に「絶対やらない」と決めたことを3つ紹介します。

① パニック売りをしない

これは言わずもがな。暴落のど真ん中で売るのは、バーゲンセールで自分の商品を叩き売るようなものです。

金融庁が公表している「NISA早わかりガイドブック」でも、長期・積立・分散投資の有効性が繰り返し強調されています。過去のデータを見ると、20年以上の長期保有ではほぼ元本割れしていないという結果が出ているんですよね。

「売りたい」と思ったら、とりあえず3日待つ。これだけでも全然違います。

② SNSやニュースを見すぎない

暴落時のSNSは、不安を増幅する装置みたいなものです。

「○○万円溶けた」「もう退場する」みたいな投稿を見ると、自分も不安になるのは当然。でも、他人の含み損は自分の投資判断に1ミリも関係ないんですよね。

僕は暴落時にはスマホの証券アプリの通知をオフにして、SNSも意識的に見ないようにしています。

③ 投資方針をコロコロ変えない

「やっぱりインデックスじゃなくて個別株にしよう」「債券に全部移そう」みたいな、暴落の恐怖に突き動かされた方針変更は大体うまくいきません。

投資方針は、相場が落ち着いているときに冷静に考えて決めるもの。暴落中に変えるのは、嵐の中で船の設計図を書き直すようなものです。

暴落時に「やること」4選


じゃあ暴落が来たら何をするのか? 僕が実際にやっていることを紹介します。

① 積立設定はそのまま継続する

これが一番大事。暴落時こそ「安く買えるチャンス」だからです。

例えば、毎月3万円を積み立てている場合、基準価額が下がれば同じ金額でより多くの口数を買えます。いわゆる「ドルコスト平均法」の恩恵ですね。

金融庁のつみたてNISA対象商品のシミュレーションでも、暴落を含む期間で積立を続けた場合のリターンは、一括投資と比較しても安定的な成績を示しています。

② 生活防衛資金を確認する

暴落で不安になる大きな原因のひとつは、「最悪、生活に困るかもしれない」という恐怖です。

だからこそ、生活費の6ヶ月〜1年分の現金を「生活防衛資金」として別に確保しておく。これがあるだけで、暴落時のメンタルが全然違います。

「投資のお金が減っても、生活は大丈夫」と思えるかどうか。これ、めちゃくちゃ重要です。

③ 過去の暴落チャートを見返す

暴落の渦中にいると「もう二度と戻らないんじゃないか」って思うんですよね。でも、歴史を振り返ると、暴落のあとは必ず回復してきたというのが事実です。

リーマンショック後、日経平均が元の水準に戻るまでには約5年かかりました。コロナショック後はわずか半年ほど。回復までの期間はバラバラですが、「戻らなかったことはない」というのが、僕のメンタルを支えてくれています。

ポイント

過去の暴落と回復を知っておくだけで、暴落時の不安はかなり和らぎます。「これは歴史上○回目の暴落で、過去はすべて回復している」と思えるだけで、行動が変わります。

④ 自分の「投資ルール」を読み返す

僕は暴落の失敗後、自分なりの「投資ルール」をノートに書き出しました

  • 暴落時は売らない
  • 積立は止めない
  • 追加投資は生活防衛資金を侵食しない範囲で
  • 判断に迷ったら3日寝かせる

暴落が来たら、このノートを読み返す。たったそれだけのことですが、「過去の冷静な自分」に助けてもらう感覚があって、パニックを防ぐのにかなり効果があります。

暴落時の「やること・やらないこと」まとめ表

項目 やること ✅ やらないこと ❌
売買判断 積立設定をそのまま継続する パニック売りをする
情報収集 過去の暴落チャートを見返す SNS・ニュースを見すぎる
資金管理 生活防衛資金を確認する 生活費を投資に回す
投資方針 事前に決めたルールを読み返す 暴落中に方針をコロコロ変える
メンタル 3日間冷却期間を置く 感情のまま即行動する

ここまでの内容を整理すると、こんな感じです。

暴落時の判断に迷ったら、このリストを見返してみてください。感情で動きそうなときほど、事前に決めたルールが効きます。

注意

上記はあくまで長期・積立・分散投資を前提としたインデックス投資の考え方です。個別株の信用取引やレバレッジ商品を使っている場合は、損切りの判断が必要なケースもあります。自分の投資スタイルに合わせて判断してください。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。最後に、暴落を経験して僕が学んだことをまとめます。

ポイント
  • 暴落時のパニック売りは「やらないこと」リストの筆頭。感情で動くと、ほぼ確実に損する
  • 積立継続・生活防衛資金の確保・過去チャートの確認が「やること」リスト。暴落時の最大の武器は「事前の備え」
  • 投資ルールは平時に決めて、暴落時に読み返す。過去の冷静な自分が、未来の自分を助けてくれる

ぶっちゃけ、暴落は何回経験しても怖いです。僕だって次の暴落が来たら、きっとソワソワすると思います。

でも、「やること」と「やらないこと」が明確になっているだけで、あの地獄のようなパニック売りは防げる。これは僕が身をもって学んだことです。

この記事を読んでくれているあなたには、僕と同じ失敗をしてほしくない。だから、相場が穏やかな今のうちに、自分なりの「暴落マニュアル」を作っておくことを強くおすすめします。

一緒に、長期投資を続けていきましょう!

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