「ジェイソン流お金の増やし方」読んで実践した3つのこと【正直、最初は半信半疑だった】

書籍レビュー
  • 『ジェイソン流お金の増やし方』の核心メッセージがわかる
  • 読んだ後に実践した3つの具体的な行動がわかる
  • 途中で挫折しかけたリアルな失敗談と、その乗り越え方がわかる

「投資って気になるけど、何から始めればいいかわからない」「本を読んでも結局行動に移せない」——そんなモヤモヤ、ありませんか?

実は僕、お金の本って20冊以上読んできたんですけど、読んだ直後は「よし、やるぞ!」ってなるのに、1週間後には何も変わってない……ってパターンを繰り返してたんですよね。正直、自分でも「またか」って思ってました。

でも、厚切りジェイソンさんの『ジェイソン流お金の増やし方』だけは違ったんです。なぜかというと、この本、やることがめちゃくちゃシンプルだからなんですよね。

この記事では、僕がこの本を読んで実際に変えた3つのことと、途中でやらかした失敗談を正直に書いていきます。

そもそも『ジェイソン流お金の増やし方』ってどんな本?

ジェイソン流お金の増やし方」は2021年に出版されて、累計70万部を超えるベストセラーになったこの本。著者はあの「Why Japanese people!?」でおなじみの厚切りジェイソンさんです。

IT企業の役員をしながらお笑い芸人をしている、なかなかぶっ飛んだ経歴の持ち主なんですが、この本で語られている投資哲学はびっくりするほどシンプル

要約すると、こんな感じです。

ポイント
  • 節約して支出を減らす(収入を上げるより即効性がある)
  • 余ったお金をVTI(米国株インデックス)にひたすら投資する
  • あとは売らずに長期で持ち続ける

「え、それだけ?」って思いますよね。僕も最初はそう思いました。でも、このシンプルさが逆にすごいんです。

世の中の投資本って、専門用語がズラーっと並んでたり、「分散投資が〜」「ポートフォリオの最適化が〜」とか書いてあって、読んでるうちに眠くなるじゃないですか。この本はそれが一切ない。中学生でもわかる言葉で書かれてるんですよね。

実践①:固定費をガッツリ見直した(月の支出が激変)

本を読んで最初にやったのが、固定費の見直しです。

ジェイソンさんは本の中で「自動販売機では絶対に買わない」「ジムには行かず自重トレーニング」など、かなりストイックな節約を実践しています。正直、全部マネするのはキツいなと思ったんですが(笑)、「まず固定費から見直す」という考え方には完全に同意でした。

で、実際に見直したのがこの3つ。

  • スマホを大手キャリアから格安SIMに変更(一般的に月5,000〜7,000円の削減になると言われています)
  • 使ってないサブスク3つを解約(動画配信サービスが2つ被ってた……)
  • 保険の見直し(不要な特約を外した)

たとえば格安SIMへの乗り換えだけでも、年間で約6〜8万円の節約になるケースが多いんですよね。これ、何もしなくても毎月自動的に浮くお金なので、効果がデカいんです。

重要

節約のコツは「我慢」じゃなく「仕組みを変える」こと。一度見直せば、あとは自動的にお金が浮きます。ジェイソンさんもこの点を何度も強調しています。

実践②:VTIの積立投資を始めた

固定費を見直して浮いたお金で、いよいよVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)への積立投資を始めました。

VTIは米国の株式市場のほぼ全体(約4,000銘柄)に分散投資できるETFで、ジェイソンさんが本の中で「これ1本でいい」と言い切っているファンドです。

ただ、僕の場合は楽天証券で「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(楽天VTI)を選びました。ETFだと最低購入単価が数万円になりますが、投資信託なら100円から積立できるので、始めるハードルがグッと下がるんですよね。

たとえば月3万円を年利5%で20年間積み立てた場合、元本720万円に対して運用益が約513万円、合計で約1,233万円になるシミュレーションがあります。もちろん、これは過去の実績に基づく試算であって、将来を保証するものではありません。でも、「銀行に寝かせておくだけ」よりは可能性が広がるのは間違いないですよね。

注意

VTIは米国株100%なので、為替リスクや米国経済の下落リスクがあります。「これだけに全財産を突っ込む」のではなく、生活防衛資金(生活費の6ヶ月分が目安)を確保した上で、余剰資金で投資することが大前提です。

実践③:「売らない」を自分ルールにした——でも、正直しんどかった

ジェイソンさんが本で一番強調していたのが、「絶対に売るな」ということ。

これ、言葉で聞くと簡単そうに見えるんですけど、実際にやるとまじでキツいんですよね。

僕が積立を始めてしばらくした頃、米国株がガクッと下がった時期があったんです。含み損が出てる画面を見るたびに「今のうちに売った方がいいんじゃないか」「もっと下がるかも」って、ソワソワが止まらなくて。

で、ぶっちゃけ白状すると…一度、積立を止めかけました。「来月だけ休もう」って思ったんですよね。

でも、そのとき改めてジェイソンさんの本を読み返したんです。本の中にこんな趣旨のことが書いてありました。

「株価が下がったときこそ安く買えるチャンス。バーゲンセールだと思え」

この一言で目が覚めました。冷静に考えたら、安くなったときに買い増しできるのは長期投資の最大のメリットなんですよね。結果的に積立を続けて、その後の回復局面でしっかり恩恵を受けることができました。

ポイント

長期投資で一番の敵は「暴落」ではなく「自分の感情」。下がったときに売りたくなる心理は誰でも同じ。だからこそ、自動積立で「感情を挟まない仕組み」を作るのが大事なんです。

みんな間違えてる?「節約=ケチ」という誤解

項目 読む前(ビフォー) 読んだ後(アフター)
スマホ契約 大手キャリア(月8,000円前後が一般的) 格安SIM(月1,000〜3,000円が一般的)
サブスク なんとなく5つ以上契約 本当に使う2つだけに厳選
投資 銀行の普通預金に放置 楽天VTIで毎月自動積立
下落時の行動 怖くなって何もできない 「バーゲンセール」と思って継続
お金の判断基準 なんとなく・惰性 「自分に価値があるか?」で判断

この本を人に勧めると、たまに「厚切りジェイソンってめちゃくちゃケチなんでしょ?」って言われるんですよね。

たしかに、本の中には「洗濯は風呂の残り湯」「ペットボトルは買わない」みたいなエピソードがたくさん出てきます。表面だけ見ると「ケチだな〜」って思うかもしれません。

でも、僕はこの本を読んで「節約=我慢」じゃなく「節約=お金の使い方に意思を持つこと」なんだと気づきました。

ジェイソンさんは、家族との旅行やお子さんの教育にはしっかりお金を使っています。つまり、「価値を感じないことにお金を使わない」だけなんですよね。

僕自身も見直してみたら、毎月なんとなく払ってたもの(使ってないジムの会費、惰性で入ってた有料アプリ)って結構あったんです。これらを「自分にとって本当に価値があるか?」というフィルターで判断するようになってから、お金の使い方がかなりスッキリしました。

重要

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2023年)」によると、単身世帯の約33.9%、二人以上世帯の約26.8%が「金融資産を保有していない」と回答しています。まず支出を見直して「投資に回す余力」を作ることが、第一歩になります。
※出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2023年)」

まとめ

『ジェイソン流お金の増やし方』を読んで僕が実践した3つのことを振り返ると、どれも特別なスキルや知識がなくてもできることばかりでした。

ポイント
  1. 固定費を見直して、投資に回す余力をつくる
  2. VTI(楽天VTIなど)で少額から積立投資を始める
  3. 下がっても売らない。感情を仕組みで制御する

正直、僕も最初は「芸人の書いた本でしょ?」って半信半疑だったんです。でも読んでみたら、やることのシンプルさと、それをブレずに続ける哲学に完全にやられました。

もしあなたが「投資を始めたいけど、何からやればいいかわからない」と思っているなら、この本は最初の1冊としてかなりおすすめです。難しい用語はほぼ出てこないし、1〜2時間でサクッと読めます。

今日から1つだけ変えるなら、まずスマホの契約プランを確認してみてください。月々の固定費を1つ見直すだけで、投資の第一歩が始まります。同じように「読んだけど行動できない」を繰り返してほしくないから、この記事を書きました。

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